戦後に作られ、20年ほど借り手がおらずそのままになっている東京都文京区の物件を見てきました。

近くには菊坂通りがあり、かつて樋口一葉や宮沢賢治、石川啄木などが暮らしていた地域。

その菊坂通りから一つ路地を入ったところにある場所で、その一帯は小京都と言っても差し支えないくらい趣があり目的地までの道程に心躍らせました。

「うわぁ、すごい。。」

一目見た瞬間の強烈なインパクト。

床は所々大きな穴があり、2階も足場を選んで歩かないと抜けてしまうんでは無いかと思うほどの脆弱さ。

分電盤や給湯器もいつぞやの。

ただ昔の建築技術の高さが垣間見える箇所も多く、しっかりとリノベーションすれば間違いなく素晴らしい店舗内装になるんだろうなあという風にも伺えました。

でも

良き出会いでした。